預かり犬:第一号『ロン』我が家から卒業

img_0863震災後、自分にも何かできることはないか?と思い、思いきってはじめた預かり犬を預かるということ。4月14日、KDPのお山から、我が家にやってきた預かり犬第一号ロン(♀)が、10月20日、新しく決まった里親さんの元へと旅立っていった。

ロンと時をともにしたのは、半年という短い時間だったけれど、この半年の間に、いくつかのつらい別れがあった。
一つは幼少のころ、たくさんかわいがってくれた伯母との別れ。
そして、つい先月、9月25日に、長年暮した愛犬モモ(スコッチテリア♀)が他界した。
モモの死は、家族全員にとって、本当につらかった。あまりに潔く息をひきとったので、今でも、そこにいないということがもひとつ、信じられない。存在がそこにいない悲しみというには、本当に後から、後からつよくなってくるもので、いつもモモが寝ていた場所にできた床のしみを見るたび、なんだか無性に悲しくなるのです。

そこにいて、手でふれられること、においをかぐこと、一緒に時を過ごすこと。
生きているということ・・・。
そばにいれることのうれしさ、大切さ。

モモと一緒に歩いた海が見える散歩道。散歩中、遅れてついてくるこどもたちを振り返るモモの後ろ姿。
モモが、私たち家族の中に確かに存在したこと、そして、家族それぞれの心にたくさんの気づきをくれて旅立っていったこと。

モモを骨にした日、長女がまだ習いたてのつたない字で手紙を書いてくれた。
「おかぁさん、モモがしんじゃつたけど、がんばっていきようね」

そして、20日、旅だつロンの里親さんにむけてかいた、長女の手紙。
「ろんは、はなれてもともだち。ろんをよろしくおねがいします」

モモとの別れがあった中、このタイミングで、明るくて気持ちのよいロンが我が家にいてくれたおかげで、家族みんながとてもすくわれた。
とくに、モモと長年連れ添ってきたノア(スコッチテリア♂)にとって、モモを失った悲しみをわかちあってくれたロンの存在は大きかったと思う。それでも、ロンを見送った時、ノアはそれさえもすべて理解しているかのように、私と同じ気持ちでロンの新しい旅立ちを祝福していたように感じた。

お山には、現時点で81頭の保護犬がいる。悲しみを力にかえるために、また来週から、一頭預かり犬を迎えることにした。
今度は福島の被災犬です。
名前はモヒート(♀)、新しい家族が来たら、写真をUPします。

第二回 犬❤猫との幸せな暮らし方:講座 

  • 2011-10-13 (木)

預かり犬、ロンを通して、KDPの譲渡会の際、お世話になっているOnePawさん主催のイベントのお知らせです。とても興味深い内容の講座ですね。私もスケジュールが調整できたら伺う予定!!だから、たまっている仕事しっかり片づけなくちゃです。

【第二回 犬❤猫との幸せな暮らし方講座】
犬のボディランゲージを勉強しよう♪(お散歩編:動画を見ながら・・・)

講師:八木淳子先生
日時:10月25日(火)10時~12時(9時45分受付開始)
場所:逗子市市民交流センター 第二会議室
定員:先着30名 申し込み不要、当日会場にお越しください。※会場に犬は入れません。
受講料:300円
主催:OnePaw
後援:逗子市
問い合わせ:090-7702-7117(たくま)

OnePaw:
「殺処分数を0に!」
「逗子を人にもペットにも優しい街に♪」を目指して

’里親募集’’日本のペットを取り巻く現状’’正しい知識と良いマナーの元で犬と猫と楽しく暮らす情報’などを、イベントやチラシ掲示などいろいろな形で発信していくグループです。

8月14日葉山保健センター:ロン譲渡会にて

  • 2011-08-21 (日)

 

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ロンの預かりとして、ロンを我が家に迎えいれてから、早くも4カ月という月日が過ぎ去った。ロンが我が家にきて、しばらくの間、それまで、体高の低いスコッチ2頭に慣れ親しんでいた次女(3歳)は、少し大きなロンを受け入れるのに、我が家の中でも一番時間がかかった。
自分の顔にちかいところに常にロンの顔があるのがなじめず、ロンのそばに行く時は、必ず「ママだっこ!!」とせがんでいた。
もう毎日毎日そんな調子なので、最初のうちは、この状態がいつまで続くのやら・・・とため息まじりの連続でした。

2週間経過、先住犬スコッチテリアのノアとモモが、ロンと一緒にお尻をくっつけて3頭一緒にまるくなって寝ている姿に、まず一つおさまったと感じた。最初からウェルカムの長女とはうってかわって、ロンこわい&抱っこ!!連発の次女が落ち着くはずもなく、ロンが近くにくるたび、泣くはわめくは、もう大変。1か月過ぎてもそんな調子。次女、なかなかてごわかったのです。

そんな次女も、時の経過とともに少しづつロンの存在に慣れ、今では私がそばにいなくとも、ロンをなでなで、なでなでされる手をぺろぺろなめるロン・・・というなんとも微笑ましい光景を目にすることも多い。

預かりという立ち位置でロンと暮らし、譲渡会に参加して、ロンの里親さんになってくれる方とのご縁を探している中、時に本当にご縁があった時すんなり笑って見送ってあげられるだろうか・・と思うこともあるけれど、でも、その反面、自信をもってロンのことお薦めできるという想いもあります。

先住犬とも、こどもとも仲良くできるんです。

時々、いたずら(伴侶のお昼のおにぎりをこっそりパクリ!とか)をして、伴侶にたしなめられていることもあるけど、でも、問題行動といえるようなことは、ロンには何一つありません。これは声を大にしていいたい。

全然、暮らしづらくない、むしろ暮らしやすいタイプなのに、なぜ捨てられたんだろう・・・。

理由を考えても仕方ないけれど、捨てるという行為はどうしても許せないし理解したくもない。

今できること・・・。

この里親活動にかかわる多くのかたたちと一緒に、いつかかなえる殺処分ゼロを実現するために、微力ですが活動にかかわっていきたいです。

※「動物取扱業の適正化について(案)」についてのパブリックコメントを集めています。ほぼ日のサイトでくわしく説明していますので、犬猫好きな方で、まだご存じないかたは、のぞいてみてください。パブリックコメントの受付は平成23年8月27日(土)までです。急いで!!

※次回KDP譲渡会は、湘南国際村にて8月28日行われます。詳しくは→KDPサイト

譲渡会

  • 2011-06-14 (火)

12日、午前中はKDP主催,月1定例の譲渡会にロンを参加させるため、娘二人とロンと一緒に、葉山保健センターへ。
預かりをしている私の役目としては、里親活動に興味をもってくださり開場に足を運んでくださる方たちに、預かりとして想うことをしっかりお伝えすること。
私自身、預かりを始めたのが4月14日からなので、まだまだ日が浅く預かりほやほやで、参考になることがいえるほどではないけれど、それでも何か少しでもお役にたてれば・・・との思いで、参加させていただいています。

この日、天気にもめぐまれ、活動に興味を持って来場してくださる方も多く、数組の方に声をかけていただいて想うところをお話しさせていただきました。みなさん、お気持ちのあるかたばかりで、それでもやはり犬を家族に迎え入れる責任の重さも感じていらっしゃるので、いろいろ悩んでいらっしゃるようでした。正直、私自身も、自分のキャパ含め、家族や先住犬とのバランスなど、悩みに悩んでの結果、えいやっと預かりをすることに決めたので、検討されていて、悩まれている方々のお気持ちはいたいほどわかります。

たくさん悩まれて、ご家族の中でも相談されて、その結果の先にえいや!があれば、また一頭の命が救われます。

少しの一歩、少しのえいや!少しのキャパオーバーの先に、得るもののなんと大きいことよ・・。

朝の散歩

  • 2011-06-07 (火)

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預かり犬 ロン

  • 2011-05-15 (日)

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KDPの松崎さんのお山から、ロンを預かり犬として我が家に迎え入れてから、早くも一か月近くたつ。
震災・原発事故の後、被災犬がたくさんでることを想定して、ご自身が活動されているKDPのお山にもできるかぎり被災犬を迎え入れ命を救いたいの思いから、松崎さんから、里親・預かり募集のお願いを一斉メールでいただいた。

先住犬のスコッチテリア2頭(♂10歳、♀9歳)+二人姉妹(5歳、3歳)+伴侶の生活の中に、もう一頭新しく家族を迎え入れるというキャパがあるのかどうか、ずいぶん考え、悩みに悩んだ。 
犬と暮らしをともにしているものとして、犬と暮らす責任は十分すぎるほど感じている。散歩が2頭~3頭になり、シャンプーやグルーミングの手間も増える。まだまだ手のかかるこどもがいて、あえて今、預かりをするのは自分たち家族のバランスを考えると無理ではなかろうか・・・そう思う反面、震災でたくさんの被災犬がでている今、ご自身のキャパオーバー覚悟で命を一頭でも多く救いたいの思いで活動している松崎さんと菊池さんの姿を見て、今一歩を踏み出さないで、いつできる?という想いがふつふつとわき上がってきた。

昨年の11月29日、病気で他界した父の最期を看取り、その時じみじみ思ったこと。
いつかは・・・
こんど・・・
できる時がきたら・・・・・・・。。。

自分が描く整った状況を待っていたら、何もせず時だけが過ぎてゆく。
何かやりたいと思ったら、やるのは今しかない。

タイミングばかりみて、自分のキャパを超えずにきた自分の保守的な生き方にも疑問を感じていたので、ロンを迎え入れるという決心で私自信一歩踏み出した。そして、ロンが我が家に来て最初の一週間、生活がいっぺんした。
先住犬も、こどもたちも、そして私も伴侶も、家族全員がこれまでのリズムから、新しいはねてころがるような雰囲気のロンの持つリズムに合わせるのに、少しだけ生活がばたばたした。

そして、2週間目に入ると、それまで別々で寝ていた先住犬がロンとお尻をくっつけて寝ている姿をみて、すべてがうまく整ったと感じた。
そして一か月、今はロンがそこにいるのが当たり前になり、ロンもすっかり落ち着き自分の居場所を見つけて我が家になじんでいる。

先日、はじめてロンを譲渡会に出し、私たち家族も参加した。
あくまでも預かりの立場でロンと暮らし、できることなら、別の里親さんの元に、ロンを無事送りだすのが私たちができる御役目だと思っている。活動をしっかり根付かせること、ロンの次、また他の犬を馴らし他の方の元へ送り出す。

微力ではあるが、そういう形でKDPの松崎さん菊池さんのお役にたてたらいいなと思っている。

でもね・・・正直、ロンの存在が当たり前になるにつれ、かわいさもどんどん増してきているのです。。
手離すことになる日を思うと、かなり複雑な心境になる。これから先どうなるかわからない、もしかしたらうちの犬になるかもしれない。。
が、今はまだ最初に決めた預かりとしての立場を保ち、これから自分たちができることしていきな。 

 

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