• 2011.07.15

向き合う角度をかえるコト

我が家の長女S、年長さんになったとたん、急にずいぶんといろんなことにイライラしだした。
ちょっとした変化、ちょっとした行き違い、ちょっとした不安でも、気持ちの揺れがとても大きく、それに対する表現も激しく、ややかんしゃく気味の表現をするようにもなった。

彼女の中で、文字を書いたり、読んだり、最初はひらがなだけだったのが、カタカタも読み書きできるようになり、言葉を少しづつ獲得していく過程で、世界が少しづつ少しづつ自分の手に届くようになっていった。
獲得したての世界は、きっとまだまだ彼女の中では不確かで、その中で自分との折り合いをつけるのが、なかなかもどかしくイライラしているんだと感じた。

そんな長女の感情表現の変化を感じる前は、あくまでも幼児としての回答、対応をしていた。
イライラがピークに達した長女は、そんなある日「お母さんは、わたしの想いを全然わかっていない・・・」と憤慨しながら私に向かってきた。

さてさて、私としては、話は聞いているつもりだし、想いも十分理解しているつもりでいるのに、そんな長女の言葉。

さてさて、ここにきて、長女との向き合い方を変える時期が来たんだとふと思った。

 

そして・・・・・その日から、彼女を幼児として扱うのはやめることにした。

あくまでも対等の立ち位置の一人の人間として、話し方も、注意の仕方も、すべて変えることにした。

彼女が何か失敗をしても、うまくいっても、それはすべてが彼女のものなのだ・・・と私は自分に言い聞かせることにした。

いい含めたり、私の考えをことさら彼女の中に植え付けるようないい方をしたりをきっぱりやめた。彼女なりに考えて行動したことについては、私が察することができる範囲で、言葉にして表現したが、だからといって、押しつけはしなかった。

向き合う角度を変えてから、長女のイライラはぴたりととまった。
ほんの少しだけ、我が家の中での回転軸が変化して、ほんの少しだけ、長女の個としての存在が確かなものになった・・・。

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